Premiere Proのモーショングラフィックステンプレート(MOGRT)の使い方【2026年版】テロップデザインを保存して使い回す方法

お気に入りのテロップデザインを、毎回イチから作り直していませんか?Premiere Proの「モーショングラフィックステンプレート(MOGRT)」を使えば、デザインを1回作るだけで、別のプロジェクトでも文字を打ち替えるだけで使い回せます。
✅ 結論:プロパティパネルで項目を登録し、「グラフィック」メニューから書き出す
テキストや図形のデザインをまとめて選択し、プロパティパネルで打ち替えたい項目を登録した上で、「グラフィック」メニューの「モーショングラフィックステンプレートとして書き出し」を実行すると、.mogrtファイルが作られます。これを別のプロジェクトのグラフィックテンプレートパネルから読み込めば、文字だけ打ち替えて同じデザインをすぐ使えます。
何かテンプレート化の
手順別プロジェクトでの
使い方編集可能な項目を
絞るコツ
テキスト自体の動かし方はキーフレームアニメーションの基本で扱っています。この記事は「作ったデザインをテンプレート化して使い回す」という、一歩進んだ活用方法です。
こっこちゃん「このオープニングのテロップ、前の動画と同じデザインにしたいんだけど、また一から作るの面倒だなぁ……」
白い鴉「それ、MOGRTってテンプレート機能で保存しておけば、次からは文字を打ち替えるだけで使えますよ」
📋 この記事の要約
タイムライン上のテキスト・図形レイヤーを選択し、プロパティパネルで編集可能にしたい項目を登録した上で、「グラフィック」メニューから「モーショングラフィックステンプレートとして書き出し」を実行すると、デザインを.mogrtファイルとして保存できます。別のプロジェクトでは、このファイルをグラフィックテンプレートパネルから参照するかタイムラインにドラッグするだけで同じデザインが使え、プロパティパネル上で文字や色だけを打ち替えられます。
📦 MOGRTとは何か
MOGRT(モグルト、Motion Graphics Templateの略)は、Premiere Proで作ったテキストや図形のアニメーションを、1つのファイルにまとめて保存できる仕組みです。書き出したテンプレートは、グラフィックテンプレートパネルからタイムラインにドラッグするだけで読み込め、フォントやアニメーションの設定をそのまま引き継いだ状態で、文字内容や色だけを差し替えて使えます。
⚠️ パネル名が変更されています
以前のPremiere Proでは、この機能は「Essential Graphics(エッセンシャルグラフィックス)」という1つのパネルにまとまっていました。現行版ではこの機能が「プロパティ」パネル(編集可能項目の登録)と「グラフィックテンプレート」パネル(テンプレートの参照・書き出し管理)に分かれています。古い解説記事や動画で「Essential Graphicsパネル」という名前を見かけても、現行版ではメニューに存在しないので探さないよう注意してください。
毎回同じ見た目のタイトルカードやテロップを使う場合、MOGRT化しておけば「デザインを組む作業」を1回で済ませられるのが最大のメリットです。

💾 テンプレートとして書き出す手順
- タイムライン上でテンプレート化したいテキスト・図形レイヤーを選択する
- 「グラフィック」メニューから「モーショングラフィックステンプレートとして書き出し」を選ぶ
- 保存先を選び、わかりやすいテンプレート名を付けて書き出す
書き出す前に、プロパティパネルで、文字や色など「あとで変更したい項目」をあらかじめ編集可能な項目として登録しておくと、テンプレート読み込み後にその項目だけをパネル上から簡単に調整できるようになります。

🔁 別のプロジェクトで読み込んで使う方法
書き出した.mogrtファイルは、別のプロジェクトを開いた状態でグラフィックテンプレートパネルの「参照」から読み込むか、ファイルをそのままタイムラインにドラッグ&ドロップするだけで使えます。読み込んだ後は、プロパティパネルに、書き出し時に登録しておいたテキストや色の項目が並び、そこから内容を打ち替えられます。
💡 チームやシリーズ動画で特に効果を発揮する
同じ番組・シリーズの動画を複数人で編集する場合、MOGRTを共有しておけば、誰が編集してもタイトルやテロップのデザインが揃います。毎回デザインを組む手間がなくなるだけでなく、見た目の統一感も保てます。

⚙️ 編集可能な項目を絞るコツ
⚠️ 項目を登録しすぎると逆に使いにくくなる
プロパティパネルの「編集可能」に全部の項目を登録してしまうと、パネルが縦に長くなり、どこを変えればいいか分かりにくくなります。実際に打ち替える可能性が高い項目(本文テキスト・メインカラーなど)だけに絞って登録するのがコツです。
登録する項目には、パネル上でわかりやすい名前を付けておくと、後で自分以外の人が使うときにも迷いません。「テキスト」のような曖昧な名前より、「見出し文言」「日付表示」のように役割が分かる名前にしておきましょう。
❓ よくある質問
MOGRTファイルは他の人と共有できますか?
.mogrtファイルをそのまま送るだけで、相手のPremiere Proでも同じように読み込んで使えます。フォントが相手の環境に無い場合は文字化けすることがあるため、汎用的なフォントを使うか、フォントも別途共有すると安心です。
After Effectsで作ったアニメーションもMOGRT化できますか?
できます。After Effects側でテキスト・図形レイヤーのプロパティをEssential Graphicsパネルに登録してから書き出せば、より複雑なアニメーションもMOGRTとしてPremiere Proで使えるようになります。
書き出したMOGRTは後から編集し直せますか?
MOGRTファイル自体を直接編集することはできませんが、元になったAfter EffectsやPremiere Proのプロジェクトファイルからデザインを直し、再度書き出せば新しいMOGRTとして更新できます。
こっこちゃん「これ一回作っておけば、次からずっと楽になるってことだよね!」
白い鴉「そうなんです。よく使うデザインから少しずつテンプレート化していくのがおすすめですよ」
📌 あわせて読みたい:伝わるテロップのフォントの選び方
🌱 まとめ

Premiere ProのMOGRT機能を使えば、テキストや図形のデザインを1回作るだけで、別のプロジェクトでも文字や色を打ち替えて使い回せます。プロパティパネルであとで変更したい項目だけを編集可能に登録した上で、「グラフィック」メニューから「モーショングラフィックステンプレートとして書き出し」を実行するのがポイントです。
よく使うオープニングやテロップのデザインから、少しずつテンプレート化を進めてみてください。
