G-6GNCDT1HSV 【2026年版】Premiere Proの描画モードの使い方|スクリーン・乗算の違い
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Premiere Proの描画モードの使い方【2026年版】光やノイズの素材を重ねるスクリーン・乗算・オーバーレイ

kitagawatetsuro
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Premiereの描画モードで、上に重ねた素材と下の映像の色の混ざり方を変える使い方を、スクリーン・乗算・オーバーレイで解説するアイキャッチ画像

光の玉やほこりの素材を、動画に重ねてみた。ところが、素材の黒い背景が四角く残って、不自然に見える。そんな時に使うのが、描画モードです。上に重ねた映像と、下の映像の色の混ざり方を変えられます。この記事では、Premiere Proの描画モードの使い方を、選ぶ場所から、代表的な4つの違いまで説明します。Premiere Pro 2026(2026年10月14日に確認)のアプリ内の表記と、Adobe公式ヘルプをもとに書いています。

🔆 スクリーン
🌑 乗算
🎚️ 不透明度

✅ 結論:描画モードの使い方は、上のクリップを選んで、「不透明度」の「描画モード」から選ぶ

重ねたい素材を、下の映像より上のトラックに置きます。その上のクリップを選び、エフェクトコントロールパネルの「不透明度」を開いて、「描画モード」の一覧から選びます。この記事では、違いが分かりやすい、スクリーン・乗算・オーバーレイ・覆い焼き (リニア) の4つを取り上げます。効きが強すぎる時は、「不透明度」の数字で弱めます。

🧱 上のトラックに置く
重ねる素材
🎬 クリップを選ぶ
上のほう
🎛️ 描画モード
不透明度の中
🎚️ 不透明度
効きを弱める

🧭 描画モードの使い方:上のトラックに置いて、エフェクトコントロールで選ぶ

Adobe公式ヘルプ「描画モードを使用した複数のビデオクリップの合成」の手順をもとに説明します。Premiereは、下のトラックから上のトラックへ順に合成します。描画モードは、上にあるクリップにつけます。

上のトラックに重ねる素材を置き、そのクリップを選び、エフェクトコントロールの不透明度の中にある描画モードの一覧から選ぶ、という道順を3段階のカードで示した図
  • タイムラインパネルで、重ねたい素材を、下にしたい映像があるトラックより上のトラック(V2など)に置く
  • 上のトラックのクリップをクリックして選ぶ
  • 上のメニューの「ウィンドウ」→「エフェクトコントロール」を選ぶ(キーは Shift+5)
  • 「エフェクトコントロール」パネルで、「不透明度」の横の矢印を押して開く
  • 「描画モード」の矢印(一覧)を押して、使いたい描画モードを選ぶ
  • プログラムモニターで、重なり方を見る

「描画モード」の初期設定は「通常」です(公式ヘルプでは「標準」と書かれた所もあります)。なお、公式ヘルプの手順は、エフェクトコントロールパネルのものです。「プロパティ」パネルに描画モードがあるかは確認できていないので、この記事ではエフェクトコントロールパネルで説明します。

こっこちゃん「光の素材を重ねたら、黒い四角が残ってしまいました……」

白い鴉「そんな時は、描画モードを変えてみよう。色の混ざり方を選べるんだ」

📋 この記事の要約

Premiere Pro 2026の描画モードの使い方は、重ねたい素材を上のトラックに置き、そのクリップを選んで、エフェクトコントロールパネルの「不透明度」を開き、「描画モード」の一覧から選ぶことです。描画モードは全部で27個あり、公式ヘルプでは、色が暗くなる傾向の「減算」、明るくなる傾向の「加算」など、5つに分類されています。この記事で取り上げるのは、スクリーン、乗算、オーバーレイ、覆い焼き (リニア) の4つです。効きが強すぎる時は、「不透明度」の数字を入れ直して弱めます。光やほこりの素材には、公式ヘルプの説明をもとに、スクリーンを試す方法を紹介します。

⭐ 描画モードの使い方:まず覚える4つの違い

公式ヘルプでは、上のクリップの色を「ソースカラー」、下の映像の色を「基本色」と呼びます。以下は、Adobe公式ヘルプ「描画モードのオプション」の説明を、やさしく言い換えたものです。

この記事で取り上げる4つの描画モードであるスクリーン、乗算、オーバーレイ、覆い焼き (リニア)を、一言の説明つきで4枚のカードに並べた図
  • 🔆スクリーン:結果の色が、どちらの色よりも暗くならない。スライドを何枚も1つのスクリーンに同時に映したような効果
  • 🌑乗算:結果の色が、元の色より明るくならない。黒を重ねると黒に、白を重ねるともう一方の色になる。マーカーペンの重ね塗りのような効果
  • 🌗オーバーレイ:下の映像が50%グレーより明るいかどうかで、乗算とスクリーンを使い分ける。明るい部分と暗い部分が残る
  • ➕覆い焼き (リニア)(公式ヘルプの説明表では「覆い焼き (リニア) – 加算」):上と下の色の値を足したものが結果になる。どちらの色よりも暗くならない

スクリーンと覆い焼き (リニア) は明るくなる側、乗算は暗くなる側、と覚えると選びやすくなります。

✨ 光・ほこり・フィルムノイズの素材を重ねる

黒い背景の中に、光の玉や粒だけがある素材があります。公式ヘルプに、こうした素材を重ねる例は載っていません。ここで紹介するのは、公式の説明をもとにした、この記事での使い方です。

黒い背景に光の玉がある素材を、通常のままだと黒い四角が残り、スクリーンにすると光だけが下の映像に重なる様子を左右で比べた図
⬛ 「通常」のまま上の素材が下の映像を隠すので、黒い背景の四角が見える
🔆 「スクリーン」にする明るくなる側のモード。黒い部分が見えなくなるかを、モニターで確かめる

公式ヘルプのスクリーンの説明は、結果の色がどちらの入力カラーより暗くならない、というものです。黒の扱いは、はっきり書かれていません。一般的な解説では、黒い部分は下の映像が見えるままになると言われますが、これは公式の文言ではありません。公式ヘルプの分類では、スクリーンは「加算」のグループで、投影された光を混ぜ合わせるように色が混ざる、と説明されています。そこで、光の素材には、スクリーンを試す価値があります。

反対に、乗算は、黒を重ねると結果も黒になると公式ヘルプに書かれています。黒い背景の素材に乗算を使うと、黒が残ります(この記事での整理です)。素材と合うモードを、モニターを見ながら選んでください。

🎚️ 「不透明度」の数字で、効き具合を弱める

描画モードは、「不透明度」の中にあります。公式の手順は、先に不透明度の値を入力してから、描画モードを選ぶ順です。効きが強すぎる時は、不透明度の数字を入れ直します。

不透明度の数字を入れ直すと、重ねた光の素材が濃い状態から薄い状態に変わることを、2段階の枠で示した図
  • 上のクリップを選び、「エフェクトコントロール」パネルの「不透明度」を開く
  • 「不透明度」の下線の付いた数字を、左右にドラッグする。または数字をクリックして新しい値を入力し、Enterキー(MacはReturnキー)を押す
  • プログラムモニターで、重ねた素材の見え方が弱まったか確かめる

数字の動かし方は、Adobe公式ヘルプ「エフェクトコントロールパネルでのコントロールの調整」によります。「ディゾルブ」は、ピクセルごとに上の素材の色か下の映像の色のどちらかが結果になり、上の素材の色になる確率が不透明度によって決まる、と公式ヘルプに書かれています。

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📚 描画モード全27個を、公式の分類で整理する

「描画モード」の一覧には、27個のモードが並びます。アプリ内の定義では、区切り線で6つのグループに分かれています。公式ヘルプの分類は5つで、「色相」「彩度」「カラー」「輝度」の4つは、その分類表には出てきません。表記は、アプリ内の定義にそろえています。

描画モードの公式の5つの分類である通常、減算、加算、複雑、差を、暗くなる傾向と明るくなる傾向の矢印つきで並べた分類図
分類 描画モード 公式ヘルプの説明
通常 通常、ディゾルブ 「通常」が初期設定のモード
減算 比較 (暗)、乗算、焼き込みカラー、焼きこみ (リニア)(公式ヘルプでは「焼き込み(リニア)」)、カラー比較 (暗) 色が暗くなる傾向。絵の具を混ぜ合わせるように混ざるものがある
加算 比較 (明)、スクリーン、覆い焼きカラー、覆い焼き (リニア)、カラー比較 (明) 色が明るくなる傾向。投影された光を混ぜ合わせるように混ざるものがある
複雑 オーバーレイ、ソフトライト、ハードライト、ビビッドライト、リニアライト、ピンライト、ハードミックス ソースカラーと基本色の、どちらが50%グレーより明るいかで、処理が変わる
差 差の絶対値(公式ヘルプでは「差」)、除外、減算、除算 ソースカラーと基本色の値の差に基づいて色を作る
(分類表にない) 色相、彩度、カラー、輝度 説明表に載っている。例:「色相」は、基本色の輝度と彩度に、ソースカラーの色相を設定

💡 名前の表記ゆれに注意してください。公式ヘルプでは「差の絶対値」が「差」、「焼きこみ (リニア)」が「焼き込み(リニア)」と書かれています。アプリ内の定義にある表記が、画面に出る名前だと考えられますが、画面での最終的な表記は確認できていません。また、分類名の「減算」と、「差」のグループにある描画モードの「減算」は、別のものです。

❓ よくある質問

Q. 「描画モード」が見つかりません。

A上のトラックのクリップを選んでいるか確認してください。そのうえで、エフェクトコントロールパネルの「不透明度」の横の矢印を押して開くと、「描画モード」が出ます。

Q. 描画モードの初期設定は何ですか?

A「通常」です。公式ヘルプには、「通常」が初期設定のモードと書かれています。

Q. 重ねる素材の背景だけを消したい時は?

A描画モードとは別の方法で、緑の背景を抜く合成もあります。Premiere Proでグリーンバック合成する方法で解説しています。重ねたあとの色味は、Premiere Proで作る”エモい”色味レシピ集が参考になります。

こっこちゃん「27個もあるんですね! 全部は覚えられません……」

白い鴉「まずは4つで大丈夫。試して、モニターで見て、合うものを選べばいいんだ」

📋 まとめ

  • 描画モードの使い方は、上のトラックのクリップを選んで、「不透明度」の中の「描画モード」から選ぶ
  • よく使うのは、スクリーン・乗算・オーバーレイ・覆い焼き (リニア) の4つ
  • 公式ヘルプの分類は5つ。減算は暗くなる傾向、加算は明るくなる傾向
  • 光やほこりの素材は、スクリーンを試す。黒い部分が見えなくなるかは、モニターで確かめる
  • 効きが強すぎる時は、「不透明度」の数字を入れ直して弱める

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