VTuberを始めるのに何を揃えればいいかわからない時のチェックリスト【2026年版・初心者向け】

「VTuberになりたい」と思っても、アバター、ソフト、機材、配信サービス……調べるほど言葉が増えて、結局何から手をつければいいか分からなくなる。個人でVTuberを始めようとする人の、いちばん最初のつまずきです。この記事では、揃える物を4つの区分に分けて、優先順位つきで整理します。
✅ 結論:最初に絶対必要なのは「アバター」「動かすソフト」「配信ソフト」の3つだけ
機材やソフトの種類は多いですが、配信を1回やってみるだけなら必要なのは①自分を演じるアバター、②アバターを動かすソフト、③画面や音を配信に流すソフトの3つです。マイクや照明、キャプチャボードなどは、この3つが揃ってから、必要に応じて足していけば十分です。
(見た目)②動かすソフト
(トラッキング)③配信ソフト
(配信環境)④+αの機材
(あると良い物)
絵が描けない場合の始め方は絵が描けなくてもVTuberになれる、2Dと3Dどちらにするか迷う場合は2D vs 3D アバター、どちらを選ぶべきかで詳しく解説しています。この記事は、それらを読む前の「全体の地図」として使ってください。
こっこちゃん「調べれば調べるほど、聞いたことないカタカナが増えて、何から揃えればいいか分からなくなっちゃった……」
白い鴉「最初から全部揃える必要はないんです。まずは3つだけ。順番に見ていきましょう」
📋 この記事の要約
最初に必要なのは、①アバター(Live2Dモデルや3Dモデル)、②アバターを動かすトラッキングソフト(VTube Studioなど)、③配信ソフト(配信サービスに映像・音声を送るソフト)の3つです。マイク・照明・キャプチャボードなどの機材は、この3つで配信を試してから、困った部分だけ買い足せば十分です。
🎨 ①アバター(自分の見た目)を用意する
まず必要なのは、配信中に自分の代わりに映るキャラクター(アバター)です。大きく分けて2つの選択肢があります。
| 選択肢 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 2Dモデル(Live2D) | 1枚のイラストを分割して動かす。表情や体の動きの自由度が高い | イラストが好き・じっくり作り込みたい人 |
| 3Dモデル(VRMなど) | 立体のモデルで、体全体を大きく動かせる | 体を大きく使った配信やゲーム実況をしたい人 |
自作する場合の手順はLive2Dモデルを自作する方法、外注も含めた費用感はLive2DでVTuberモデルの作り方にまとめています。イラストが描けなくても、依頼や既存素材の活用でアバターは用意できます。

🖥 ②アバターを動かすソフトを用意する
アバターができても、それだけでは動きません。カメラやマイクの情報を読み取って、表情や体を動かす「トラッキングソフト」が必要です。Live2Dモデルの場合、代表的なのはVTube Studioです。対応状況はソフトによって違うので、導入前に必ず公式サイトで確認しましょう。
- パソコンのカメラ、またはスマホのカメラで、顔の動きを読み取る設定をする
- マイクの音量に反応して口が動く「リップシンク」を設定する
- 実際に自分の顔を動かして、アバターがどう動くか一度確認する
iPhoneのカメラで表情トラッキングをする具体的な設定はVTube StudioでiPhoneの顔トラッキングを使う設定方法で解説しています。

こっこちゃん「アバターができても、動かすソフトが別に要るんだ……」
白い鴉「はい。ここまでの2つが揃えば、画面の中で自分のキャラクターが動くようになりますよ」
📡 ③配信ソフト・配信先を用意する
アバターが動くようになったら、その画面をYouTubeなどの配信サービスに送るための配信ソフトが必要です。パソコンの画面や音声をまとめて配信データに変換する役割です。
- 配信ソフトをインストールし、配信したい映像(アバターの画面)と音声(マイク)を取り込む設定をする
- 配信先のサービス(YouTubeなど)でアカウントを作り、配信用のキー・URLを配信ソフトに設定する
- 本番前に、必ず自分だけが見られる「限定公開」などの設定でテスト配信をする
配信中に映像や音が出ないなどのトラブルは配信中のトラブル対処法10選にまとめてあります。事前に目を通しておくと、本番で慌てずに済みます。

➕ ④あると良い+αの機材
①〜③が揃えば、配信は1回できます。ここから先は、配信を続けながら「困った部分」だけ買い足していけば十分です。
| 機材 | 買い足すタイミングの目安 |
|---|---|
| マイク・ヘッドセット | 声が聞き取りにくいと言われた時 |
| 照明 | 顔のトラッキングが暗くて不安定な時 |
| ゲーム機・キャプチャボード | ゲーム実況をやりたくなった時 |
| パソコンの買い替え・増強 | 配信中に映像がカクつく・重い時 |
それぞれの選び方は配信用ヘッドセット・イヤホンの選び方、配信の照明(ライティング)の選び方、キャプチャボードは個人VTuberに必要?、配信用PCの選び方・推奨スペックで、それぞれ詳しく解説しています。
💡 最初から全部揃えようとしない
機材を全部揃えてから配信を始めようとすると、準備だけで疲れてしまいます。①〜③の最低限で一度配信してみて、実際に困ったところから機材を足していくほうが、お金も時間も無駄になりません。
✅ 配信を始める前に確認しておきたいこと
機材の準備と並行して、配信前に確認しておきたい項目もあります。
- 映り込みや生活音から個人情報が特定されないか(身バレ対策)
- 初配信で何を話すか、簡単な流れを決めておく
- 個人事業主化・開業届のタイミングは、収益が出てから考えれば大丈夫
身バレ対策はVTuberの身バレ対策、初配信の台本はVTuber初配信 台本テンプレートで解説しています。
⚠️ 初配信で視聴者が少なくても普通のこと
準備をしっかりしても、最初は視聴者がほとんどいないのが一般的です。焦って機材や企画を増やす前に、VTuberの初配信で視聴者がゼロだった時の考え方と対処も読んでみてください。
❓ よくある質問
お金をかけずに始めることはできますか?
無料のアバター作成方法や無料のトラッキングソフト・配信ソフトを組み合わせれば、費用をかけずに始めることもできます。絵が描けなくてもVTuberになれるで、費用を抑える方法にも触れています。
3Dと2D、結局どちらから始めるべきですか?
迷ったら2D(Live2D)から始める人が多いです。体全体を大きく動かす配信をしたい場合や、ゲーム内キャラクターのように動かしたい場合は3Dも検討する価値があります。判断基準は2D vs 3D アバター、どちらを選ぶべきかにまとめています。
スマホだけでVTuber配信はできますか?
ソフトによってはスマホアプリだけで完結するものもあります。ただし、パソコンを使ったほうが設定の自由度や配信の安定性は高くなります。まずはスマホで試して、続けられそうならパソコン環境を整える流れでも問題ありません。
こっこちゃん「①アバター、②動かすソフト、③配信ソフト。この3つから始めればいいんだね」
白い鴉「そうです。あとは配信しながら、少しずつ揃えていけば大丈夫ですよ」
🌱 まとめ

VTuberを始めるのに最初から全部を揃える必要はありません。①アバター、②動かすソフト、③配信ソフトの3つで、まず配信を1回試してみましょう。マイクや照明などの機材は、そのあとで困った部分だけ買い足せば十分です。
全体の地図が分かれば、あとは1つずつ調べて進めるだけです。
