動画編集用モニターの選び方【2026年版】Premiere・After Effectsが快適になるディスプレイの決め方
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Premiere ProやAfter Effectsで動画編集をするときのモニター選びは、ゲーミングモニターの基準とは違います。重視すべきは色域とサイズ、優先度が低いのはリフレッシュレートという視点で、失敗しない選び方をまとめました。
- 動画編集で本当に見るべきスペック(色域・パネル種類・サイズ)
- ゲーミングモニターのスペックが動画編集では意味を持たない理由
- デュアルモニターとウルトラワイド、どちらが向いているか
- 予算別の現実的な選択肢
- 買ってから後悔しやすいポイント
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動画編集用のモニターを探すと、家電量販店やECサイトではゲーミングモニターが真っ先におすすめに出てきます。高リフレッシュレート、低遅延、といった言葉が並びますが、これらは動画編集の作業にはほとんど関係ありません。
Premiere ProやAfter Effectsで大事なのは、「画面に映っている色が正しいか」と「タイムラインやパネルを広く表示できるか」の2つです。この記事では、この2つを軸にモニターの選び方を整理します。
🔍 動画編集で本当に見るべきスペック
まず結論です。動画編集用にモニターを選ぶときは、次の順番で確認してください。

🎨 色域・色精度が最優先の理由
動画編集で一番後悔しやすいのが、色域の狭いモニターを選んでしまうことです。

安価なモニターの中には、sRGBカバー率が60〜70%程度のものがあります。これで編集した動画は、自分のモニターでは綺麗に見えても、スマホやほかのPCで見ると色が薄い・くすんで見えるという状態になりがちです。編集時と視聴時で見え方が変わってしまうと、色の判断そのものが狂います。
目安にする数値
| 用途 | sRGBカバー率の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| YouTube・SNS投稿がメイン | 95%以上 | 一般的な動画編集ならここで十分 |
| 案件・納品作業もする | 99〜100% | クライアントの画面との差を減らせる |
| 写真・カラーグレーディングも本格的にやる | Adobe RGB/DCI-P3対応 | 専門的な色管理が必要な人向け |
パッケージや製品ページに「sRGB 99%」「色域カバー率」といった記載があるかを確認してください。記載がないモデルは、色域が控えめなことが多いです。
📐 サイズ・解像度とデュアルモニター
Premiere ProやAfter Effectsは、タイムライン・エフェクトコントロール・プレビュー画面・パネル類が同時に表示されるソフトです。画面が狭いと、常にパネルを切り替えながら作業することになります。

解像度の目安
- フルHD(1920×1080):最低ライン。パネルが多いと窮屈さを感じやすい
- WQHD(2560×1440):27インチ前後との相性が良く、動画編集用として最もバランスが良い
- 4K(3840×2160):作業領域は広いが、文字が小さくなりやすくOS側の拡大設定の調整が必要
1枚か、2枚か
初めての増設なら、同じサイズのモニターをもう1枚足すデュアル構成が、コストと効果のバランスが一番良い選択です。
当ブログの運営者も、After Effectsでの作業はデュアルモニターにしてから明らかに変わりました。プレビュー・タイムライン・エフェクトコントロールを画面ごとに分けて表示できるので、パネルを行き来する回数が減り、作業の流れが途切れにくくなります。

イラスト制作でも、参考にする見本画像を片方の画面に常時表示しながら描けるのは大きく、資料を確認するたびにウィンドウを切り替えていた頃と比べて集中が続きやすくなった感覚があります。


💰 予算別の考え方
具体的な機種は入れ替わりが激しいので、価格帯ごとに何が手に入るかで整理します。

| 予算 | 買えるもの | こんな人に |
|---|---|---|
| 〜2万円台 | フルHD〜WQHD、sRGB95%前後のIPSモニター | まず1枚から始めたい人 |
| 3〜5万円台 | 27インチWQHD、sRGB99%クラス | 最もコスパが良い層。動画編集用として本命 |
| 6〜10万円台 | 4Kモデル、色域の広いモデル、ウルトラワイド | 作業量が多い、案件で納品する人 |
| 10万円〜 | プロ向けカラーマネジメントモニター | 色を厳密に管理する仕事にする人 |
最初の1台としては、3〜5万円台の27インチWQHD・IPS・sRGB99%クラスを勧めます。ここが価格と実用性のバランスが最も良い選択肢です。
⚠️ 買ってから後悔しやすい4つのこと

- 色域の記載がない安いモデルを選んでしまう。「モニター」とだけ書かれた激安品はsRGB60%台のことがあります
- 接続端子がPCと合わない。HDMI・DisplayPortの本数と、PC側の空き端子を確認する
- グラフィックボードの出力上限を超えた解像度・リフレッシュレートを選ぶ。特にノートPCは注意が必要
- 机にモニターアームの取り付け穴(VESA規格)があるか確認しないまま買う。省スペース化したい場合は事前確認が必須
特に多いのが色域の確認漏れです。「モニター おすすめ」で検索すると上位にゲーミングモニターが並びますが、リフレッシュレート優先で選ばれたモデルは色域の記載自体がないことが少なくありません。動画編集用に買うなら、色域の数値を必ず確認してください。
🛠️ モニターアームも検討する
モニターを増設するとき、意外と作業効率に効くのがモニターアームです。机の上に高さ調整台を置くより省スペースになり、モニターの高さ・角度を自由に変えられるので、長時間作業の姿勢が楽になります。
📚 参考にした情報
🌱 まとめ

- 色域(sRGBカバー率95%以上)を最優先で確認する
- パネルはIPS一択。TN・VAは避ける
- リフレッシュレート・応答速度はほぼ気にしなくていい
- 迷ったら27インチ・WQHD・sRGB99%クラスが最もバランスが良い
- 増設は同サイズをもう1枚足すデュアル構成が現実的
モニターは編集作業のすべてがそこに映る、一番長く見続ける機材です。ゲーミングモニターの基準にひっぱられず、色域とサイズという動画編集ならではの基準で選んでください。
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