After Effectsのパーティクルエフェクトの作り方【2026年版】CC Particle Worldでキラキラ・光の演出を作る方法

After Effects標準搭載の「CC Particle World」を使って、追加費用なしでキラキラした光のパーティクル演出を作る方法を解説します。発生位置・発生量・速度・重力という4つの基本パラメータから、加算合成で光らせるコツ、重い・白飛びする時の原因と対処、配信や切り抜きでの使いどころまでまとめました。
「パーティクルエフェクト」は有料プラグインが必須と思われがちですが、After Effects標準搭載のCC Particle Worldだけでも、配信の待機画面や切り抜き動画に使えるキラキラした光の演出は十分作れます。この記事では、基本パラメータ4つと光らせ方のコツ、初心者がつまずきやすい「重い」「白飛びする」の原因と対処法をまとめます。
✅ 先に結論
- パーティクルは有料プラグインなしでもCC Particle World(AE標準搭載)で作れます。
- 基本は発生位置・発生量・速度・重力の4つのパラメータだけ覚えればOKです。
- 合成モードを「加算(Add)」にすると、粒が重なった部分が明るく光って見えます。
- 発生量を上げすぎると重くなり、粒を大きくしすぎると白飛びします。
- 配信の待機画面や切り抜き動画のワンポイント演出に向いています。
🧭 CC Particle Worldとは
CC Particle Worldは、After Effectsに標準搭載されているパーティクル生成エフェクトです。エフェクト&プリセットパネルの検索窓で「Particle World」と検索するだけで見つかり、追加購入は不要です。

| 比べる点 | 専用プラグイン(Particular等) | CC Particle World |
|---|---|---|
| 費用 | 別途購入が必要 | AE標準搭載で追加費用なし |
| 表現の自由度 | 非常に高い(形状に沿わせる等) | 基本的な光の粒・煙状の表現が中心 |
| 操作の複雑さ | 設定項目が多い | 4つの基本パラメータだけで動かせる |
| 向いている用途 | 本格的なVFX・映画的な演出 | 配信のワンポイント演出・軽い装飾 |
「まずは無料でパーティクル表現を試してみたい」「配信のちょっとしたアクセントが欲しい」という段階では、CC Particle Worldで十分なことがほとんどです。
⚙️ まず覚える4つのパラメータ
CC Particle Worldのエフェクトコントロールには多くの項目がありますが、最初は次の4つだけ触れば見た目の8割は決まります。

- Producer Position(発生位置):粒がどこから生まれるかの座標です。X・Y・Zで3次元的に指定できます。
- Particles/sec(発生量):1秒あたりに生まれる粒の数です。多いほど密度が上がりますが、重くなります。
- Velocity(速度):粒が生まれた瞬間の初速です。数値を上げると勢いよく飛び出します。
- Gravity(重力):粒が上に昇るか下に落ちるかを決めます。マイナス値にすると、光の粒がふわっと上昇する演出になります。
✨ 光らせ方のコツ
パラメータの数値を合わせるだけでなく、粒の種類と合成モードを変えると一気に「それっぽく」見えるようになります。

🚧 重い・白飛びする時の原因
パーティクル表現でよくあるつまずきが、PCが重くなることと画面が真っ白になることです。原因はだいたい次の3つに絞れます。

- Particles/secが極端に高くなっていないか確認する(数百〜千程度から試す)
- Birth Size(粒のサイズ)が大きすぎないか確認する
- 同じ加算合成のレイヤーを何枚も重ねすぎていないか確認する
- プレビュー解像度を下げて、まず動きだけを確認してから本番解像度に戻す
特に「白飛び」は、加算合成のレイヤーを重ねるほど起きやすくなります。1枚のレイヤーで足りない密度感を出したい時は、レイヤーを増やすより先にParticles/secを少しずつ上げる方が調整しやすいです。
🎤 配信・切り抜きでの使いどころ
個人VTuberの制作でも、パーティクル演出が活きる場面はいくつかあります。
本格的なOP動画の演出まで作り込みたい場合は、After EffectsでのVTuber OP動画の作り方もあわせて参考にしてください。
❓ よくある質問
Trapcode Particularとの違いは何ですか?
Trapcode Particularは形状に沿わせたり、パーティクル同士を衝突させたりと表現の幅が大きく広がりますが、別途購入が必要です。CC Particle Worldは表現の幅は限られますが、AE標準搭載ですぐに試せます。まずはCC Particle Worldで試して、表現に物足りなさを感じたら検討する順番がおすすめです。
パーティクルを特定の形(ロゴなど)に沿わせることはできますか?
CC Particle World単体では難しく、これは専用プラグインが得意とする表現です。CC Particle Worldでは、あくまで「ふわっと漂う光の粒」のような表現にとどめるのが現実的です。
書き出すと重くなりませんか?
プレビュー時に重く感じても、書き出し自体はレンダリングなので問題なく完了することがほとんどです。心配であれば、まず短い秒数だけでテスト書き出しをして時間を確認しておくと安心です。
スマホの動画編集アプリでも同じことはできますか?
アプリによっては簡易的なパーティクル系エフェクトが用意されている場合がありますが、パラメータを細かく調整できる自由度はAfter Effectsの方が高いです。作り込みたい場合はPCでの編集がおすすめです。
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📚 参考にした情報
実務では、パーティクル表現を作り込みすぎるより、「ここぞ」という1〜2箇所に絞って使う方が印象に残ります。全編に散りばめると効果が薄れてしまうため、盛り上げたい瞬間を先に決めてから配置する順番がおすすめです。
🌱 まとめ

- CC Particle WorldはAE標準搭載・追加費用なしで使える
- まずは発生位置・発生量・速度・重力の4つだけ覚える
- Particle TypeとColorで見た目の印象を決める
- 加算合成にすると一気に光って見える
- 発生量と粒サイズは少なめから調整すると失敗しにくい
CC Particle Worldは設定項目こそ多いものの、触るべきパラメータは限られています。まずは適当な数値で動かしてみて、感覚をつかむところから始めてみてください。
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