VTuber立ち絵の依頼方法【2026年版】予算・権利・依頼文テンプレートで失敗を防ぐ

VTuberの立ち絵を初めて依頼するときは、絵柄だけで決めると後から困りがちです。配信、サムネイル、告知、Live2D化、グッズ化まで、どこで使う予定かによって必要な仕様も確認すべき権利も変わります。
この記事では、依頼前に決めること、見積もりで比較すること、そのまま送れる依頼文テンプレートをまとめます。価格だけを比べるのではなく、活動の最初の半年で使い続けられる立ち絵を選ぶための手順です。
この記事の結論
まず用途を一文で言える状態にし、全身・表情差分・パーツ分け・商用利用を分けて見積もってもらうのが失敗しにくい方法です。仕様を一度に盛りすぎず、初配信に必要な範囲から発注しましょう。
最初に決めるのは「何に使う立ち絵か」

立ち絵の依頼で最初に決めるべきなのは、予算額ではなく使い道です。用途が違えば、必要なサイズ、全身かバストアップか、背景透過の有無、差分の数、パーツ分けの要否まで変わります。
- 配信画面:画面の端に置くなら、全身と上半身のどちらを主役にするかを決める。
- サムネイル・SNS告知:顔が小さくなりすぎない構図と、表情差分を先に考える。
- Live2D化:将来モデル化する可能性があるなら、パーツ分けの可否と必要条件を最初に確認する。
- 収益化・案件・グッズ:広告収益、メンバーシップ、販売物への利用が可能かを文面で確認する。
「とりあえず一枚」なら、配信・サムネイルで使える背景透過の全身立ち絵+基本表情から始める方法が現実的です。アバター全体の選択肢を比較したい場合は、絵が描けない人のVTuberアバター調達ガイドも先に読むと判断しやすくなります。
見積もりで分けて確認する6項目

依頼の見積もりは、ひとつの金額だけを見ると比較しにくくなります。下の6項目を分けて聞くと、必要なものと後回しにできるものが見えます。
- 描写範囲:全身、腰上、バストアップのどこまでか。
- 背景と納品形式:背景透過PNGか、印刷や編集を想定した高解像度データが必要か。
- 表情差分:通常、笑顔、困り、驚きなど、最初に必要な数だけ頼む。
- パーツ分け:Live2D用か、将来的な編集を想定するか。
- 利用範囲:配信、動画、SNS、広告収益、メンバーシップ、案件、グッズを分けて確認する。
- 修正と納期:ラフ・清書の各段階で何回確認できるか、公開希望日に間に合うか。
見積もりを比較するときは、安さだけでなく「自分の用途が全部含まれているか」を並べて見ます。初期費用を活動全体で考えたい場合は、VTuber活動の予算ガイドもあわせて確認してください。
依頼前に用意する資料
イラストレーターが判断しやすい資料を最初にそろえると、やり取りが短くなり、修正も減らせます。画像を大量に送るより、決めたいことを箇条書きにするのが有効です。
- キャラクターの性格、配信ジャンル、見てほしい印象を三行程度で書く。
- 髪型、目の色、衣装、モチーフ、避けたい要素を分けて書く。
- 参考画像は「好きな点」を添え、別の作品の模写を求めない。
- 使いたい画面やサムネイルの例を一枚だけ添える。
- 公開予定日ではなく、希望納品日と公開日の両方を伝える。
そのまま送れる依頼文テンプレート

以下は、依頼の最初の連絡に使える短いテンプレートです。空欄を埋めてから送り、相手の規約に沿って必要な情報を追加してください。
はじめまして。VTuber活動用の立ち絵について、依頼を検討しています。 【用途】配信画面/YouTubeサムネイル/SNS告知 【希望内容】全身・背景透過PNG・基本表情○種類 【活動内容】(配信ジャンル、キャラクターの印象) 【希望納品日】○月○日 【利用予定】広告収益のある配信・動画、SNS告知 【確認したいこと】商用利用の範囲、修正回数、追加差分・パーツ分けの可否 ご都合が合いましたら、見積もりと必要な確認事項を教えていただけますでしょうか。
依頼文の目的は、相手に「描けるか」「見積もれるか」を判断してもらうことです。細部が決まっていない箇所は、未定と書いて問題ありません。
納品前に確認したいこと

納品後に初めて気づくと直しにくい点は、公開前に一度確認します。特に配信画面とサムネイルは実際のサイズに縮小して見てください。
- 透過PNGが想定どおり透けているか。
- 目・衣装・髪の色がキャラクター設定と合っているか。
- 小さなサムネイルでも顔と表情が読めるか。
- 利用可能な媒体と、クレジット表記の方法を書面で確認したか。
- ファイル名と保管場所を整理し、元データの扱いを理解しているか。
立ち絵は「完成品」ではなく活動の土台
立ち絵は、初配信の見た目だけでなく、サムネイル、告知、切り抜き、配信画面まで一貫性を作る素材です。最初からすべてをそろえるより、活動でよく使う表情や画角を見つけてから追加する方が無駄を抑えられます。
次は、VTuberサムネイルの作り方で立ち絵をどの大きさ・表情で使うかを固め、配信オーバーレイの作り方で画面全体に馴染ませると、初見の人にもチャンネルの印象が伝わりやすくなります。
白い鴉では、VTuber向けの配信画面デザイン・OP動画・立ち絵まわりの制作を承っています。イラストと映像の両方を制作しているため、素材づくりから映像化まで一貫してお任せいただけます。「予算感だけ知りたい」というご相談でも構いません。
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