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Live2DでVTuberモデルを作る方法——自作・外注の全手順

kitagawatetsuro

🐦 この記事を書いた人 — 白い鴉(しろいからす)

イラストレーター兼動画クリエイター。2026年のVTuberデビューに向けて準備中。機材選び・配信ソフト・アバター制作・収益化まで、これから始める自分が一番欲しかった情報を記録としてまとめています。挿絵には一部AI画像生成も使用しています。

「Live2Dって難しそう」——でも自分だけのVTuberモデルを持つことは夢ですよね。この記事では自作・外注どちらの方法でも使えるLive2Dモデル制作の全手順を解説します。

Mascot explaining Live2D model rigging on a computer
A visual guide to Live2D model parts and motion setup.

📋 この記事でわかること

  • Live2Dとは何か・VTuberモデルとの関係
  • 自作に必要なソフト・スペックと費用
  • モデル制作の全ステップ(イラスト→パーツ分け→モデリング→配信)
  • 外注する場合の費用相場と依頼先
  • 自作 vs 外注、初心者はどちらを選ぶべきか

Live2Dとは?VTuberモデルとの関係

Live2Dは2Dイラストに立体的な動きをつける技術です。株式会社Live2Dが開発した専用ソフト「Live2D Cubism Editor」を使ってモデリングを行い、まばたき・口の動き・表情変化・髪の揺れなどを細かく表現できます。

HololiveやにじさんじをはじめとするほとんどのVTuberが採用しており、アニメ的な見た目でリアルな動きを実現できるのが最大の魅力です。

💡 Live2D vs 3D(VRoid)の違い

Live2Dはアニメ調・高クオリティだが制作難易度が高め。VRoid Studio(3D)は無料で比較的かんたんに作れる。初心者はVRoidで始めて、慣れたらLive2Dに移行するルートが一般的です。

必要なソフト・環境・費用

ソフト 用途 費用
CLIP STUDIO PAINT イラスト制作・パーツ分け(PSD書き出し) 月480円〜(PRO)/買い切り5,000円(PRO)・23,000円(EX)
Adobe Photoshop イラスト制作・パーツ分け(PSD書き出し) 月3,280円〜(サブスク)
Live2D Cubism Editor モデリング(動き・表情付け) FREE版:無料 / PRO版:月2,800円(年契約時)/インディー版:月980円
VTube Studio 顔トラッキング・配信への組み込み 無料(ウォーターマーク削除DLC:約2,500円・Steam $14.99)
OBS Studio 配信・録画 無料

💡 PCのスペック目安

メモリ8GB以上 / CPUはCore i5以上 / GPUはなくてもOK(Live2Dはほぼ非依存)。既存のPCで問題ない場合がほとんどです。

Live2Dモデル自作の全ステップ

1 キャラクターデザインを決める

まずキャラクターの外見・設定を決めます。服装・髪型・目の色など、動かすことを意識してシンプルなデザインにするほど制作しやすくなります。

参考:初心者は手・脚を省いた「バストアップ」構図から始めるのが定番。

2 イラストをパーツ分けして描く

Live2Dで動かすには、パーツごとにレイヤーを分けてイラストを描く必要があります。CLIP STUDIO PAINTまたはPhotoshopを使い、.psd形式で書き出します。

パーツ 分けるレイヤーの目安
まつげ・まゆげ・瞳・白目・まぶた・ハイライト
上唇・下唇・歯・舌・口の中
前髪・横髪・後ろ髪(揺れるパーツごと)
顔・頭 輪郭・耳・鼻・頬
体・服 胴体・左腕・右腕・服の揺れるパーツ

⚠️ 注意点

パーツは「動かす範囲」まで描く必要があります。例えば目を閉じたとき、まぶたの裏に隠れる部分も描いておかないと穴が開いて見えます。

3 Live2D Cubism Editorでモデリング

Live2D Cubism EditorにPSDファイルを読み込み、各パーツに「メッシュ」を設定して動きをつけていきます。

主な設定項目:

  • まばたき(目の開閉)
  • 口の動き(口の開閉・形の変化)
  • 顔の向き(左右・上下への回転)
  • 体の揺れ(呼吸・揺れるアニメーション)
  • 表情差分(笑顔・怒り・困り顔など)

💡 FREE版でできること

FREE版でも基本的なモデリングは十分可能。商用利用・高解像度テクスチャなど一部機能はPRO版が必要ですが、まず無料で試してから有料化を検討するのが正解です。

4 VTube Studioで顔トラッキング設定

完成したモデルをVTube Studio(スマホまたはWebカメラ使用)に読み込むと、自分の顔の動きをモデルに反映できます。

  • PCとスマホをWi-Fiで繋ぐ → スマホのFaceIDカメラで高精度トラッキング
  • WebカメラのみでもOK(精度はやや落ちる)
  • OBSと組み合わせてYouTube/Twitch配信へ出力

外注する場合の費用相場

自作が難しい場合や時間がない場合は、クリエイターに依頼する方法があります。

依頼内容 個人クリエイター相場 制作会社相場
イラスト制作のみ(パーツ分けあり) 3〜10万円 10〜30万円
モデリングのみ(イラストあり) 1〜15万円 20〜50万円
イラスト+モデリング一括 5〜30万円 30〜100万円以上

主な依頼プラットフォーム

  • ココナラ(coconala.com)— 日本最大のスキルマーケット。Live2D制作の出品者多数
  • SKIMA(skima.jp)— イラスト特化型。パーツ分け込みのセット依頼が多い
  • nizima(nizima.com)— Live2D公式マーケット。既製モデルの購入も可能
  • Twitter/X —「Live2D モデリング 依頼」で個人クリエイターを探す

自作 vs 外注 どちらを選ぶべき?

比較項目 自作 外注
費用 ほぼ無料〜数万円 5〜100万円以上
時間 数週間〜数ヶ月 1〜3ヶ月(依頼〜納品)
クオリティ スキル次第 プロレベルが期待できる
修正・改変 自由にできる 契約次第(追加料金が発生することも)
おすすめの人 絵が描けて時間がある人 予算があって早く始めたい人

🎯 結論:まずVRoidで始めてLive2Dを目標にする

Live2D制作は独学だと数ヶ月かかります。VRoid Studio(無料)で配信を始めつつ、Live2Dを学習するのが現実的なロードマップ。ある程度ファンがついたら外注するのもスマートな選択です。

✅ まとめ

  • Live2Dは2DイラストをVTuberモデルとして動かす技術。Hololive・にじさんじが採用
  • 自作に必要なのはCLIP STUDIO / Photoshop + Live2D Cubism Editor(FREE版は無料)
  • パーツ分けが制作の肝——目・口・髪などを動かす範囲まで細かく描く
  • 外注相場は個人クリエイターで5〜30万円、制作会社は30万円〜
  • 初心者はVRoidで始めてLive2Dを目標にするのが最短ルート
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